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経口避妊薬「ピル」をご存じですか? |
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「ピル」は、海外では30年以上の歴史がある薬で、世界で約9,000万人の女性に使用されている避妊法です。長い間避妊に使われる低用量ピルは、日本では法的に認められていませんでした。しかし、1999年6月に日本でも承認され、9月から発売されました。したがって、日本では、まだピルに関する知識が浅く、正しい理解が得られているとは言い難く、多くの誤解もあります。 女性にとって、妊娠・出産・避妊はとてもデリケートな問題です。そして、自分の体を守るのは自分自身。 このページは、女性として体や避妊について正しい知識をもって頂くことを目的としています。 |
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低用量ピルとは? |
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| ピルは、避妊を目的とした内服薬(飲む薬)で、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲストーゲン)という2種類の女性ホルモンが含まれています。従来のピル(中〜高用量ピル)の重篤な副作用を減らすためホルモン量を限りなく少なくしたものです。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ピルの作用 |
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排卵を抑制する。 子宮内膜を変化させる。(受精卵が着床しにくい状態にする。) 子宮頸管粘液を変化させる。(精子が子宮内に浸入しにくい状態にする。) |
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ピルのメリット(副効用) |
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| ピルは、避妊効果が高いだけでなく、女性の体に良い効果、いわゆる副効用という効果があることが知られています。 月経周期が規則正しくなる。 経血量の減少、それに伴う鉄欠乏性貧血の発生頻度が低下する。 月経痛の程度が軽くなる。 機能性卵巣嚢胞、子宮外妊娠の発生頻度が低下する。 長期間服用すると良性乳房疾患、骨盤内炎症性疾患、子宮内膜癌(子宮体癌)、卵巣癌の発生頻度が低下する。 |
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ピルの副作用 |
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| 低用量ピルのホルモン量は、最近のピル(中用量)や開発当時(高用量)のホルモン量の数分の一から数十分の一に減少したので、その分副作用も起こりにくくなっています。 しかし、人によっては以下のような副作用を感じることがあります。 悪心、嘔吐、乳房緊満感、頭痛、下痢、体重増加、倦怠感、ニキビ、不正出血など これらの多くの症状は、通常1〜2ヶ月で消失、または軽減します。 頻度は非常に低いですが、ピルを服用すると以下のような病気にかかる確率がわずかに高くなるという報告があります。 これらの病気は特に「ピルを服用してはいけない人」が服用した場合に多く見られます。 血栓症、心筋梗塞、乳癌など
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ピルの種類と飲み方 |
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| 現在10種類の低用量ピルが発売されています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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成分 ![]()
21錠タイプと28錠タイプ ![]() ピルの飲み方 |
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ピルを飲んではいけない人 |
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以前、経口避妊薬を服用して過敏症を起こしたことがある人 乳癌、子宮体癌、子宮頸癌、子宮筋腫およびその疑いのある人 原因不明の性器出血のある人 血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患にかかっている人、 35歳以上で1日15本以上たばこを吸う人 血栓性素因のある人 抗リン脂質抗体症候群のある人 4週間以内に手術を予定している人、手術後2週間以内の人、産後4週間以内の人、 重症の肝障害のある人 肝腫瘍のある人 脂質代謝異常(高脂血症等)といわれたことのある人 高血圧のある人(軽度の高血圧症の人を除く) 耳硬化症の人 妊娠中に黄疸、持続的なかゆみまたは妊娠ヘルペスの症状があらわれたことのある人 妊娠または妊娠している可能性のある人 授乳中の人 思春期前の人 |
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性行為感染症(STD)について |
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| 性行為感染症(STD)は、性行為あるいは性行為に類似する行為によって感染する病気です。STDには、梅毒・淋菌・クラミジア感染症・性器ヘルペス・尖形コンジローム・膣トリコモナス症・B型肝炎・エイズなどがあります。 STDは、放置すると子宮の内部から卵管・卵巣まで炎症が広がることから、流産や不妊の原因になることがあります。 また、STDにかかっている女性が妊娠すると母子感染といって赤ちゃんにまでうつることがあります。STDは、パートナーにも感染したり、パートナーから感染を受けることから、お互いに検査、治療を受けることが大切です。
性行為感染症を予防するために! |
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「ピル」は、海外では30年以上の歴史がある薬で、世界で約9,000万人の女性に使用されている避妊法です。長い間避妊に使われる低用量ピルは、日本では法的に認められていませんでした。しかし、1999年6月に日本でも承認され、9月から発売されました。

